fata OpenGarden ・GARDEN ALBUM・

利休梅
 りきゅうばい
Exochorda racemosa

バラ科サクラヤナギ属の落葉低木、別名バイカシモツケ。
春4月、径4cm超の純白の一重花が枝先で花房となり、馥郁たる香りを放ちます。
一般的に低木と言われますが、成長が早く、大きくなると3〜4mの中木に。
涼やかな葉と端正な樹形は、庭のシンボルツリーにも適します。


撮影/2005年4月


 2003年3月に、引っ越して来た土地に庭植えしました。
 ご近所に、桜に似た美しい花と姿の大きな庭木があり、あんな花木を植えたいものだと義母に話したところ、義母が植木市で苗を見つけてきてくれたのです。
 市販の庭木図鑑などで調べてもなかなか名前が分からなかったのですが、庭木としての歴史が古く、日本ではあまりにもお馴染みでしたので、取り立てて紹介されていなかっただけの様です。

 毎年、ソメイヨシノが散るか散らないかの頃合いに美しく開花します。桜に似た純白の花は花心が黄緑色で、鈴のような丸い蕾が連なり、とても愛らしく清々しい風情です。

 茶花に良しとされているのでしょうが、名前は利休でも千利休とは全然関係が無く、中国原産のものが明治時代に園芸種として入った来たそうです。
 実はバラ科のものには珍しく五稜形で、スパイスで八角と呼ばれている茴香の実に似ています。


←撮影/2005年4月

 高さ50cmほどの1本立ちの苗が、3年目で120x120cmほどの株立ちとなりました。
 まだまだ枝は細く、頼りない感じです。でも花付きは素晴らしく、枝がしなるほど。
 写真の株は、去年のひこばえ以外は特に剪定していません。

 毎年たくさんの元気なひこばえが出ますので、大きくなりすぎた主幹から順次整理して行けば、狭い庭でも長年に渡って小さく作り込むことができる様です。

撮影/2005年4月→



(2005/4/29 UP)

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