fata OpenGarden ・GARDEN ALBUM・

マダム・ピエール・オジェ
Mme.Pierre Oger

フランス/Verdier/1878年

透き通るようなシルバーピンクのブルボン系オールドローズ。
ディープカップの中輪花を次々に咲かせ、上品で爽やかな芳香を漂わせます。
ラ・レーヌ・ビクトリアの変異種で、違うのは花色だけと言われますが
株は横張り、花はうつむき加減に咲きます。


撮影/2005年5月


 2004年6月、村田ばら園さんから新苗を入手しました。新苗の販売時期も終わるような頃にオーダーしたもので、追加で接ぎ木されたものらしく、ちょっと儚げな苗でしたが、無理を聞いていただけて嬉しかったものです。
 なにせ小さいですので、すぐ地植では病気にしてしまうと思い、空きポットに仮植えしました。背が高くなったら秋にも露地に下ろすつもりでしたが、葉はよく茂るものの、なかなか丈が大きくなりません。結局冬の植え替えでも地植えは諦め、大きめのテラコッタ鉢に植え替えました。

 2005年春、新梢がぐんと伸びましたが、ラ・レーヌ・ビクトリアのような直立性ではなく、細くしなるような横張りの枝になり、中輪と言うにはちょっと大きめの花が、重みでうつむくように咲いています。

 ラ・レーヌ・ビクトリアの端正なディープカップ咲きはそのまま。でも色が優しいせいでしょうか、花弁の締まりが比較的ふんわりルーズに見えます。
 わりと弁質が良く、雨痛みで堅くボール化することは少ないようです。


←撮影/2005年5月

 写真の花は均一なシルバーピンクに見えますが、実は微妙な濃淡があります。開花して時間が経つと、端正な花形を保ったまま、やや濃いピンクのボカシが現れ、さらに神秘的な花色になります。

 薄く平らで、マットなライトグリーンの葉は、タイプ的にウドンコ病に要注意ですが、わりと丈夫なので神経質になるほどではありません。我が家では発症しても月桃エキスという生薬で押さえ込むことが出来ています。



(2005/5/15 UP)

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