fata OpenGarden ・GARDEN ALBUM・

カーディナル・ド・リシュリュー
Cardinal de Richelieu

フランス/Louis-Joseph-Ghislain Parmentier/1847年

ガリカ系。オールドローズ中最も青みの強い、一季咲きのパープルローズ。
ローマ法王の最高顧問、リシュリュー卿の帽子と外衣にちなんで名づけられました。
すっと真上に伸びた花枝に、径7cm前後の中〜大輪花を咲かせる端正な姿が魅力です。
ほのかにヒノキが入ったような甘い香りは強く、あくまで上品。

カーディナル・ド・リシュリュー

リシュリュー
撮影/2004年5月


 2003年3月にポット植え大苗を地植えしましたが、暖かくなってもまったく花がつかず、しかも夏以降はずっと黒点病でほぼ丸裸状態、生育はすこぶる良くありませんでした。
 まったく期待せずに迎えた2年目の春でしたが、4月の終わりからひっそりと蕾を上げ始め、5月の頭に開花。特異な花色とその存在感に驚かされました。

 カタログによっては中輪とあり、暗い花色のせいか写真では花が小振りな印象なのですが、実際に咲くと8m前後と意外に大きな花で、なにやら得した気分にさせてくれます。

 咲き始めが濃い赤紫、全開すると落ち着いた葡萄色になり、花びらの基部の抜けるような白と、濃い紫の目をもった花心が現れる、とても面白い花です。


撮影/2003年5月→

 皮質の葉は薄く、丸くて愛嬌があります。
 病気に弱く黒点病で丸裸になりやすいのが難ですが、マルチングでかなり防げそうです。

Cardinal de Richlieu
オールドローズ

←撮影/2004年5月

 他に紛れない端正な花姿。
 真っ直ぐに立つ主幹に重なる薄い丸葉が涼やか。まるで芍薬のような、コンパクトな美しい樹形です。

 ちなみに手前はラズベリー、右はつるブルーバユー、後ろはマダム・プランティエ、奥の白っぽい不定形な花はラ・フランス。

 今年は株元にびっしりとクローバーがはびこり、それがマルチングがわりになっているのか、黒点病の被害が出ていません。
 もちろんクローバーがあまりはびこると蒸れるので、随時刈り取って高く繁茂させないようにしています。

撮影/2004年5月→

 5/7、ノイバラとローズマリーを添えて玄関へ。
 花色が渋いので、グリーンローズも似合いそうです。

 手前は花首だけのルイーズ・オーディエと、小枝のノイバラ。



(2004/5/6 UP・・・2004/5/8更新)

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