fata OpenGarden ・GARDEN ALBUM・

ラ・フランス
La France

フランス/ギヨー作/1867

19世紀、この世に初めて作出されたハイブリッドティーローズ。
モダンローズの歴史はこの薔薇から始まりました。
淡いピンクの剣弁咲きの花は10cm以上の大輪で、花びらの表より裏の方が濃いバイカラー。
香りは強いダマスク系です。

ラ・フランス
2004年5月撮影


 2003年の春、近所に新しくオープンしたホームセンターで新苗をみつけました。
 近年はオールドローズブームだとはいえ、こんなカルトな薔薇に市井でお目にかかれるなんて、と驚いたものです。
 モダンローズの歴史を開いたというこの薔薇に敬意を表し、庭のアプローチから続けてメンテナンス用に作った短い小径のつきあたり、特別な薔薇を植えたいと思っていた場所に定植しました。

 秋までは咲かすまいと摘蕾に励みましたが、あんまりのべつまくなしに蕾が上がり続けるものですから、忙しい時にはうっかり咲かせてしまったり。それくらい元気のいい薔薇でしたが、夏以降はウドンコ病と黒点病に悩まされ、あとの成長に少し響いたみたいです。

ハイブリッドティー

 冬に彊剪定し、翌春に樹高80cm、株張り70cmほどですが、そう大型になる品種ではないようですので、1年ではこんなものかなと納得しています。

 葉は光沢が無く、薄くはないのですが強健とは言い難く、特に黒点病には脆いように思います。
 香りが良いので、無農薬栽培ではコガネムシの食害にも要注意。

↑撮影/2004年5月

 全開すると、また違った花容を見せます。淡いピンクのグラデーションに金色のおしべが綺麗です。


撮影/2004年5月→

 この春、一番始めに咲いた花。
 ラ・フランスらしい風車様に花びらが締まった高芯咲きが見事。

 さっそく切り花にしてリビングに生けました。
 紅薔薇のアンクル・ウォルター、セージの花房とローズマリーの葉をそえて。リビングに清々しい香りが漂いました。
 木にあると2日もたず散ってしまう薔薇ですが、切り花にすると開きが止まって数日保ちます。不思議。

La France 薔薇

撮影/2004年6月→

 夏花はオールドの赴き。花弁数はぐっと落ちるものの、盛夏も厭わず咲き続けます。

撮影/200年5月

 5月も早くから、たくさんの蕾が上がってきます。


2005年5月撮影 あでやかな大輪。
すぐ隣にいたグラハム・トーマスを50cmほど遠ざけたら、花付きが良くなりました。



(2004/5/21 UP・2005/9/17 更新)

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