fata OpenGarden ・GARDEN ALBUM・

ザ・ナン
The Nun

イギリス/D.オースティン作/1987

イングリッシュローズの中では古株ながら、最近まで日本では入手困難でした。
清楚な白いセミダブルの中輪花で、うつむいて咲く姿がまさに尼僧のイメージ。
香りはひかえめですが、四季咲き性の良い嬉しい品種で、鉢植えも可能です。
濃緑の葉は病気に強く、樹高・株張りとも1m前後の安定したブッシュになります。


撮影/2005年5月



 インターネットをはじめた99年ごろでしたか、外国にお住まいの日本人のガーデナーさんが開かれたサイトで、このバラに一目惚れしました。
 しかしそれから長い間、近在のガーデンショップはもちろん、ネット通販でも名前を見つけることがなく、ずっと入手が叶わず。しかし2004年末、デヴィッド・オースティン・ローゼスのサイトがあることを知り、個人輸入すべく問い合わせをしてみました。

 結果、個人輸入はライセンスの関係で不可能でしたが、願いが届いたのでしょうか、2005年に入ってすぐ、よく利用しているネットショップから入荷の知らせが入り、ほどなく安価で大苗を入手することができました。

 届いた裸苗は、シンボルツリーの南表、庭のほぼ中央に地植えしました。春に入って目覚ましく伸張し、5月から断続的に大きな花を房前させています。

←撮影/2005年5月

撮影/2005年5月→

 蕾はふわりとルーズ。花弁数が少なく開ききることがないので、フリルタイプのチューリップのようです。開くと花はうつむき、散るまでカップ咲きを保ちます。
 花保ちは他のイングリッシュローズ同様あまり良くありません。開いて2日後にはバッと潔く散ります。

 四季咲き性は良好で、春から秋まで咲き続けます。

←撮影/2005年5月

 ステムがしつかり太く、丈夫そうな枝ですが、首が垂れるので雨に濡れると花が重そう。
 株は強健で、病害虫の心配はあまりありません。

撮影/2005年7月→

 2005年の夏は日照りが酷く、水不足で潅水が少なくなりがちでしたが、存外元気に育ち、小さめながらもよく花をつけていました。


撮影/2005年5月



(2005/10/23 UP)

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