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タイム
Thyme (Thymus)

タイムはシソ科の中でも代表的なハーブですが、たくさんの種類があり、姿形、香り、用途も様々。
立性、匍匐性ともに茎は木質化し、植物学的には草ではなく低木あつかいです。

■コモンタイム (Thymus valgaris)


↓↑撮影/2004年4月

 最もクラシックでお料理の薬味に使われるのは、立性のコモンタイムです。
 葉は三角形で小さく積んでいて、ちょっと肉質。花は微少で白に近い淡いライラック色。

 大きくなると30cmのブッシュになるとか。
 我が家ではストロベリーポットに植えましたら、下垂してしまいました。


■ロンギコーリスタイム (Thymus Longicoris)


↓↑撮影/2004年4月

 匍匐性の「ロンギコーリス」( 別名ハットリタイム)。

 大きめの照り葉が特徴で、低くカーペット状に広がり、春は葉も見えないほどにびっしり花が咲きます。
 香りも爽やかで、コモンタイムより華やかな甘い香りです。

 暑さ寒さ、梅雨の湿気に強くて、冬も常緑。病害虫の心配もなく、ほったらかしで育ちます。
 日本の風土にとても合うみたいで、とにかくグランドカバーに超おすすめ。
 挿し木で簡単に増やすことも出来ます。

↑薔薇の株元をカバーするために、実験的に植えています。
 タイムは殺菌性があると言いますので、薔薇のマルチング代わりにすれば黒点病が減るのでは、と期待。


■ゴールデンレモンタイム(T.×citriodorus 'Aureus' )

撮影/2000年4月↓→

 これは爽やかなレモンの香りがする園芸品種です。黄色い覆輪入りの葉で、花は淡いライラック色。

↑小さな葉っぱのアップ。レモン色の覆輪様の班が入っています。斑が多いほどレモン香が強いようです。
 この斑が白色のものにシルバータイムがあり、香りはまったく違って、コモンタイムに近いものになります。
 レモンタイムは覆輪はなく、一様なライム色の葉だそうですが、店頭ではお目にかかったことがありません。



 99年の春に、ゴールデンレモンタイムの3号ポット苗をいくつか購入して、庭のいたるところに株分けして植えました。夏までは良く成長しましたが、寄せ植えで苗が込み合ったり、日射しの強い場所にいた株は、管理に手落ちもあって、1年持ちませんでした。この反日陰の大きなストロベリーポットに植えた株だけは残り、春が来て成長を始めました。


 斑入りの度合いは固体差が激しく、枝変わりもあるようで、まったく緑色のものもたまにあります。そういう株は、あまりレモンの香りはしませので、先祖返りしているのかもしれません。

 先年の梅雨前の収穫量が素晴らしかったので、フレッシュで煎じてジュースを作りました。飲み口がとても爽やかで、子供やお客様に好評でした。
 個人的には、レモンバームより生臭みがなくて、お茶にいただくのにいいお味だと思います。



3年目の春、淡いライラック色の花が咲きました。



(2000/4/17 UP・・・2004/4/22, 2004/4/26 更新)

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