fata OpenGarden ・GARDEN ALBUM・

オダマキ
芋環 (Aquilegia vulgalis)

別名アキレギア。キンポウゲ科の耐寒性多年草です。
日本にも自生し、風鈴のような花と多裂した繊細な葉の重なりが風流な植物。
4月の終わりから6月にかけて開花し、冬は地上部が枯れて根株で越冬します。


撮影/2004年4月 典型的日本自生種のオダマキ。


 どこかから種が運ばれたのでしょうか、2003年の初夏、引っ越して来てからようやく形になってきた庭のかたすみに、気が付いたら生えていました。
 1年目は当然ながら花は見えませんでしたが、以前オダマキを実生で育てたことがあり、葉っぱから素性は割れていたので、そのまま繁茂するに任せましたら、今年は紫の風雅な花をたくさん咲かせています。
 オダマキはこの不思議系の花が特に目を引きますが、葉っぱもまた風情があって、見ていて飽きません。

 以前育てていたのは西洋オダマキで、一重のミックスカラーの種をまいたのですが、開花したのは何故か薄いピンクの八重の花(サテライトという品種)ばかり。オダマキといえば、なにはなくとも一重の紫は外せないだろうと期待していたものですから、そのときはちょっとがっかりでしたが…。
 思いがけず新しい庭に咲いてくれたのは、日本古来の自生種。背の高い薔薇の木に囲まれ、日がな薄い日陰になった場所に、居心地良さそうに風に揺れています。


←オダマキのすぐ後ろは、これもいつのまにか生えていたカモミール。
 どちらも木陰がお気に入りの様子。

 庭に張った芝生と、薔薇を植えるために残した露地の境界に、じわじわと繁茂しています。
 株分けが難しいそうですので、今後も鉢上げせずにこのまま見守ることにしました。



(2000/5/1 UP)

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